1999/12/10

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便利メニュー

ペーパー空間を使って印刷していると、モデル空間に切り替えたときに、線種が正しく表示されませんね。
全部実線になってしまいます。
モデル空間で作業中もちゃんとした線で見えなければ仕事にさしつかえます。
作業空間を切り替えても正しく線を表示させるには、LTSCALE とPSLTSCALE の2つの変数値を切り替えます。
仮に縮尺1分の1に対するLTSCALE の値が 10 とし、縮尺1/200 で出力する場合は、

変数名
LTSCALE
PSLTSCALE
ペーパー空間では
10
1
モデル空間では
10×200 = 2000
0

これを、作業空間を切り替えるたびにやっていたのでは大変です。

また、1枚の図面に縮尺がいくつもあると、寸法スタイルが幾つもできることになります。
文字スタイルが異なる寸法スタイルを作ることもあります。
現在の寸法スタイルを簡単に確認したくても、そのようなツールは提供されていません。

これら2つの悩みを解消するメニューを作りました。

LT97で作成しましたが、LT2000 でも動作確認しました。

さて、このメニューでは、以下の3つのシステム変数を使っています。
USERR1
USERR2
MODEMACRO
LT にアドオンソフトを乗せて使っている場合は、これらの変数が既に使われている可能性があります。
その場合は不具合が起きますから、このメニューは使用しないで下さい。
もっともアドオンソフトなら、これくらいの機能は付いていることでしょう。


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