1999/ 6/18
1999/ 6/21
2000/ 8/25
既存の図形があって、その図形と同じ位置までラインを引きたいことがあります。
適当な長さに線を引いてから補助線を引いて、延長コマンドかトリミングをしてもいいですが、点フィルターで、既存の図形の座標が取れます。
この例では、直線の始点は円の中心です。終点は既存の直線の左側の点とX座標を合わせて、水平に描こうと思います。
LINEコマンドで「どこへ」の時に、直交モードにしてから、X_点フィルターボタンを押します。
「.x 仮想値を入力」と聞いてきますから、ここでは既存の直線の端点を指定します。
続いて「YZ値を入力」と聞いてきますが、今回は始点と同じですから、そのまま左クリックで確定です。
括弧書きになっているのは、省略可ということなのでしょう。
今回はX座標のみ合わせましたが、他の図形のY座標にも合わせたいというときは、xy点フィルターというボタンもあります。
ちなみに、フィルターとはたばこのフィルター、換気扇のフィルターというように、何かを通過させ何かを遮るものです。
点フィルターは点を指定した時、特定の座標値のみ取り出すことのできる道具ということなのでしょう。