1999/ 6/ 4
接頭表記、末尾表記は、それぞれ L= 、m のように文字を指定しておくと、指定した文字が寸法表記に付加されます。
L=3.000mのような寸法を書くことができます。
図形を修正すれば、当然それに合せて、寸法値も更新してくれます。
寸法値に使用するフォントは、登録してある文字スタイルで指定します。
文字を傾けたり、若干縦長にするなどの設定は、寸法用の文字スタイルとして作っておきましょう。
高さはプロッターから出力する際の高さを入力します。3mmの文字高で出力したければ、3にします。
図面中では、この値に「ジオメトリ」の「全体の尺度」で指定した数値が乗ぜられ、文字高となります。
ギャップは、寸法線と数値との隙間です。
寸法値の丸め単位を入力します。
小数以下の桁数ではありません。小数以下の桁数は「基本単位」の「単位」ボタンを押して現れる「基本単位」ダイアログで設定します。
「丸め」は 0.25 単位、0.5 単位のように、きりのいい数値に丸めたいときに、その単位となる数値を入力します。
例えば、丸めを 50 にしておくと、1220 の長さは 1200 と寸法表示されます。1230 は 1250 になります。
リストボックスの一番下に「Windowsデスクトップ」というのがあります。マニュアルにも説明していないので、別のページでご説明します。
これが小数以下の桁数です。
長さと角度を分けることはできません。
「長さ寸法」のボックスの値は、デフォルトで1になっています。
ここに数値を入れると、実測した長さにその数値が乗ぜられて寸法表示されます。
縦方向と横方向で、縮尺が違う場合などに使うと良いでしょう。
モデル空間だけで、縮尺が異なる図面を配置したい場合にも利用できるでしょう。けれど、1枚の図面に尺度が異なる図形がある場合は、ペーパー空間を使って配置したほうが楽ですよ。
「ペーパー空間のみ」チェックボックスにチェックを付けると、「長さ寸法」の尺度は、ペーパー空間で寸法を書いたときだけ、有効になります。
前にも書きましたが、ペーパー空間に寸法を書くと、モデル空間からは見えなくなります。他の人にファイルを渡すときは、注意が必要になります。