1999/ 6/18
手書きで図面を描いていた時分は、7mm間隔、あるいは8mm間隔で寸法線を書くために、細線で薄く補助線を引いていました。
その癖で、Auto CADでも補助線を引いていましたが、一つ寸法を書いた後は、その内側や外側の寸法線は、トラッキングを使うとほとんど補助線がいらなくなります。
基準になる寸法線だけは、補助線を引いてもいいですし、寸法を書く段になって、オブジェクトからの離れを数値で入力してもいいでしょう。
5000という寸法の内側に寸法を書く場合は、以下のようにすることができます。
「寸法線の位置を指定」という要求に対して、Shift+右クリックでコンテクストメニューを表示させ、トラッキングを選びます。
「トラッキングの1点目」は「近接点」で5000の寸法線をさわります。
ここで直行モードにしておいて、「トラッキングの2点目」でカーソルを下にスライドさせます。
寸法線間隔が7mmで、縮尺が1/100なら700とタイプします。
そのままリターンキーを押して確定です。